ヘッドレストの効果2
昨年からワークチェアにヘッドレストを付けて作業をしているのですが、半年以上が経過しました。
期待以上の効果があった一方で、注意した方が良いこともあるため、 それらについて説明します。
ちなみに購入したワークチェアとヘッドレストは以下のとおりです。
ヘッドレスト購入の経緯
まず、ヘッドレストを買おうと思った経緯について。
きっかけは、病院で手・指の診察を受け、 医者から首が悪いと指摘されたことです。
それまではミラチェアを10年近く使用していたのですが、特に大きな不満もなく、買い換えるつもりはありませんでした。
ただ、ここ数年で手・指に不調を感じ、作業環境を変えようと思い、ヘッドレストを使ってみようと考えました。
ミラチェアには、 純正品はもちろんサードパーティー製のヘッドレストも設置することはできないので、ワークチェアも買い換えることになります。
購入商品の選択
それまでのワークチェアの使用経験から、新しいワークチェアはハーマンミラーかオカムラの製品を検討対象としました。
ただ、ここで以下のような問題に直面しました。
・オカムラ製品でヘッドレストがあるのはコンテッサとバロンチェアのみ
・ハーマンミラー製品は純正のヘッドレストがない(サードパーティ製品は3個)
・オフィス家具のショールームでの取り扱いが少ない
ショールームで試座できたのは、以下の製品です。
・バロンチェア(ヘッドレスト付き):展示あり
・アーロンチェアリマスタード(ヘッドレストなし):展示あり
バロンチェアを試座できたのは良かったのですが、ヘッドレストは純正ではあるもののオプション品で、 少しガタつくような 印象を受けたため、検討対象から外しました。
迷った結果、サードパーティー製ではあるものの、 ヘッドレストが複数存在するアーロンチェアリマスタードを購入しました。ヘッドレストは、口コミ評価が最も高い、ENGINERRD NOW 社の HR-04 を購入しました。
金額が大きいですし使用期間も長くなるなりそうなので、どれを買うか決めるまで、時間がかかりましたね。
ENGINEERED NOW HR-04 の特徴
ENGINERRD NOW 社のヘッドレストですが、何点か気をつけることが気をつけなければならないことがあります。
ちなみにクッションシートが付属しているのですが、薄くてペラペラなので、それを使ってもフレームに傷はつきます。
自分でクッションシートを買い、何枚か重ねて、傷がつかないようにしました。
ヘッドレストの位置調整
ヘッドレストの取り付け自体は簡単だったのですが、ヘッドレストの位置決めに1ヶ月ほど試行錯誤しました。
効果を感じられるようになったのは、さらに一か月以上経過してからです。
最初は、ハイバック型チェアのように、疲れた時にもたれかかることを想定してヘッドレストを固定したのですが、首・肩・手・指の負担軽減に効果があるようには感じませんでした。
ネットで調査したところ、ヘッドレストの使い方には大きく二つの方法があることがわかりました。
- リクライニングを倒して休む時に頭をサポートする
- 常に頭の位置を固定する
体の負担軽減に効果があるのは後者の方ですね。
何度もヘッドレストの位置決めを繰り返し、体に負荷がかからない位置を見つけることができました。
後傾姿勢で座った時に、後頭部が軽くヘッドレストに触れるような感じです。
結果、首や肩のコリが取れ、手や指の不調も改善しました。
以前は首のストレッチをすると、ポキポキ音が鳴っていたのですが、今はそういうことはなくなりました。
まとめ
総括すると、首・肩・手・指の負担を軽くしたいのであれば、可動式のヘッドレストとそれが設置できるワークチェアを選ぶべきです。
その上で、後傾姿勢の時に後頭部が軽くヘッドレストに触れるような位置に調整すると、 上記の部分の負荷が小さくなります。
また、位置調整のため、 ヘッドレストの可動部は2箇所以上ある方が良いです。
今回購入したヘッドレストは、 3つの稼働部があり、回転可能な箇所は2つ、直線にスライドする箇所が1つあります。
どちらか一つでも欠けていれば、快適な位置には調整できなかったと思います。
補足
ちなみに ENGINEERED NOW HR-04 ですが、私が購入した時はアーロンチェアクラシックと同じような形状・色のメッシュだったのですが、今はアーロンチェアリマスタード用の製品も販売しています。
少しタイミングが悪かったですね。
長く使う家具なので、これから買おうと考えている方は、そちらを確認してみてください。