通りすがり(横浜スタジアム)

 

www.j-cast.com

 

横浜スタジアムを通りかかったので、足を止めて撮影。

 

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車道も歩道も封鎖されているのは東京と同じですが、横浜公園の一部は歩行可能。

tokyo2020.city.yokohama.lg.jp

 

今日は試合はない上、交通規制があるため、人影は少なく静まり返っていました。

 

炎天下の中、 警備をしている警察の方、ボランティアの方には頭の下がる思いです。


試合がある日は混雑するかもしれませんが、コロナ前は予想だにしなかった状況。

オリンピック開会式当日としては、逆に印象に残りそうです。

 

 

追記

開会式翌日、横浜公園も立ち入り禁止になっていました。

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ヘッドレストの効果2


 

昨年からワークチェアにヘッドレストを付けて作業をしているのですが、半年以上が経過しました。
期待以上の効果があった一方で、注意した方が良いこともあるため、 それらについて説明します。

 

ちなみに購入したワークチェアとヘッドレストは以下のとおりです。

 

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ENGINEERED NOW HR-04

ヘッドレスト購入の経緯


まず、ヘッドレストを買おうと思った経緯について。
きっかけは、病院で手・指の診察を受け、 医者から首が悪いと指摘されたことです。

 

それまではミラチェアを10年近く使用していたのですが、特に大きな不満もなく、買い換えるつもりはありませんでした。

 

ただ、ここ数年で手・指に不調を感じ、作業環境を変えようと思い、ヘッドレストを使ってみようと考えました。

 

ミラチェアには、 純正品はもちろんサードパーティー製のヘッドレストも設置することはできないので、ワークチェアも買い換えることになります。

 

購入商品の選択

それまでのワークチェアの使用経験から、新しいワークチェアはハーマンミラーオカムラの製品を検討対象としました。
ただ、ここで以下のような問題に直面しました。

 

オカムラ製品でヘッドレストがあるのはコンテッサとバロンチェアのみ
ハーマンミラー製品は純正のヘッドレストがない(サードパーティ製品は3個)
・オフィス家具のショールームでの取り扱いが少ない

 

ショールームで試座できたのは、以下の製品です。

 

・バロンチェア(ヘッドレスト付き):展示あり
アーロンチェアマスタードヘッドレストなし):展示あり

 

バロンチェアを試座できたのは良かったのですが、ヘッドレストは純正ではあるもののオプション品で、 少しガタつくような 印象を受けたため、検討対象から外しました。

 

迷った結果、サードパーティー製ではあるものの、 ヘッドレストが複数存在するアーロンチェアマスタードを購入しました。ヘッドレストは、口コミ評価が最も高い、ENGINERRD NOW 社の HR-04 を購入しました。


金額が大きいですし使用期間も長くなるなりそうなので、どれを買うか決めるまで、時間がかかりましたね。

 

ENGINEERED NOW HR-04 の特徴

ENGINERRD NOW 社のヘッドレストですが、何点か気をつけることが気をつけなければならないことがあります。

 

  • アーロンチェアクラッシックに近いメッシュを使っているためリマスタードに取り付けると違和感を感じる
  • フレームに爪を立てるような 形で取り付けるためフレームに傷がつく

 

ちなみにクッションシートが付属しているのですが、薄くてペラペラなので、それを使ってもフレームに傷はつきます。
自分でクッションシートを買い、何枚か重ねて、傷がつかないようにしました。

 

ヘッドレストの位置調整

ヘッドレストの取り付け自体は簡単だったのですが、ヘッドレストの位置決めに1ヶ月ほど試行錯誤しました。
効果を感じられるようになったのは、さらに一か月以上経過してからです。

 

最初は、ハイバック型チェアのように、疲れた時にもたれかかることを想定してヘッドレストを固定したのですが、首・肩・手・指の負担軽減に効果があるようには感じませんでした。

 

ネットで調査したところ、ヘッドレストの使い方には大きく二つの方法があることがわかりました。

 

  • リクライニングを倒して休む時に頭をサポートする
  • 常に頭の位置を固定する

 

体の負担軽減に効果があるのは後者の方ですね。

何度もヘッドレストの位置決めを繰り返し、体に負荷がかからない位置を見つけることができました。
後傾姿勢で座った時に、後頭部が軽くヘッドレストに触れるような感じです。
結果、首や肩のコリが取れ、手や指の不調も改善しました。

以前は首のストレッチをすると、ポキポキ音が鳴っていたのですが、今はそういうことはなくなりました。

 

まとめ


総括すると、首・肩・手・指の負担を軽くしたいのであれば、可動式のヘッドレストとそれが設置できるワークチェアを選ぶべきです。


その上で、後傾姿勢の時に後頭部が軽くヘッドレストに触れるような位置に調整すると、 上記の部分の負荷が小さくなります。

 

また、位置調整のため、 ヘッドレストの可動部は2箇所以上ある方が良いです。
今回購入したヘッドレストは、 3つの稼働部があり、回転可能な箇所は2つ、直線にスライドする箇所が1つあります。
どちらか一つでも欠けていれば、快適な位置には調整できなかったと思います。

 

補足


ちなみに ENGINEERED NOW HR-04 ですが、私が購入した時はアーロンチェアクラシックと同じような形状・色のメッシュだったのですが、今はアーロンチェアマスタード用の製品も販売しています。
少しタイミングが悪かったですね。


長く使う家具なので、これから買おうと考えている方は、そちらを確認してみてください。 

 

REMASTEREDengineerednow.com

 

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ENGINEERED NOW GRAPHITE H3

 

ヘッドレストの効果1

昨年から自宅の書斎が主な仕事場になりましたが、それを機に長年使っていたワークチェアを買い替えました。

 

それまで使っていた椅子は、ハーマンミラー社のミラチェアです。

社会人になってから数万円程度の椅子をいろいろ買ってみましたが、腰を痛めて、買っては売るを繰り返していました。

 

これでは埒があかないと、大塚家具のショールームで試座して購入したのが、ミラチェアです。

ミラチェアに変更してからは、腰に痛みが発生する事はなく、以降10年以上愛用してきました。

外観はごついのですが、不満らしい不満はなく、随分と長い間助けられてきたように思います 。

 

それでも今回買い替えを思い立った理由は、一部の部品の劣化と首の痛みの軽減です。

特に後者が重要で、昨年医者から首のコリを指摘され、早く改善した方が良いと考えました。



そこで今度はヘッドレスト付きのワークチェアを買おうと考えました。 

しかし 後継機種のミラチェア2にはヘッドレストがありません。

稼働するタイプのヘッドレスト付きのワークチェアは、存外種類が少ないですね。

 

結局、岡村のヘッドレスト付きのコンテッサやバロンチェアも検討しましたが、アーロンチェア・リマスタードサードパーティーヘッドレストをつけることにしました。 

 

それから半年。

効果はというと・・・大いにありました。

今まではストレッチで首を回したりするとポキポキ音が鳴っていたのですが、ならなくなりました。

大きな要因は、ヘッドレストを上手く使えるようになったことだと思います。

 

詳しくはまた後日、説明しようと思います。










 








準委任契約の制約

 

正社員の個人事業主

最近、正社員を個人事業主へ促す制度を導入している企業が増えつつあります。

タニタ電通など、ニュースで見かける企業名は大企業は多いですが、おそらく中小企業やベンチャー企業でも導入は進んでいるのでしょう。

 

フリーランスとして独立する方法として、慣れ親しんだ会社の中で正社員から個人事業主となることは、良いやり方だと思います。

条件次第ですが、多少なりとも収入は上がりますし、コミュニケーション上の問題も少ないでしょう。

最初から顧客がいるので営業の手間も省けます。

 

一方で、デメリットもあります。

メディアでよく見かけるのは、継続的な仕事の有無・不安定な収入、会計・税金に関わる手間暇など。

気になるのは、その中に、契約面での問題を取り扱ったものが少ないことです。

 

正社員から個人事業主になる場合、契約の内容は雇用契約から準委任契約になります。

正社員や派遣社員は労働法で雇用が手厚く保護されていますが、準委任契約にはそれらがありません。

その反面、依頼可能な作業内容には、様々な制約が伴います。

 

私自身の経験上、契約の違いによる制約を理解していた方はごく僅かでした。

たまに理解していると思える方と仕事をすることがありましたが、その方はフリーランス経験者でした。

あとは、発注を行っているマネージャーの一部の方達ですね。

 

契約の知識がない方と仕事をすることになると、気が抜けません。



フリーランスに依頼できない作業

フリーランスのエンジニアに関して言えば、具体的には以下のような項目に関しては、対応する必要がありません。

 

  • 社内行事への強制参加
  • 社員の教育(実質的な OJT を含む)
  • HR・広報

 

個別に見ていきましょう。

 

社内行事への強制参加

業務と関係のない社内行事に関しては、参加する必要はありません。

 

例えば、全社的な朝礼や集会、納会、忘年会、初詣、社員旅行、社内勉強会・ハッカソンなど。

これらはたいてい業務とは関係ありませんから、顧客は基本的に強制することはできません。 

 

社員の教育

取引先の社員や他のフリーランスの方の教育なども行う必要はありません。

同じプロジェクトチームに知識・経験不足で足を引張っている方がいても、それは業務に含まれません。 

もしそういった作業が発生するのであれば、 最初から契約書に反映してもらい、契約単価もそれを踏まえたものに変更していただいた方が良いでしょう。

そもそも発注した企業は、フリーランスに開発時の仕事の速さ・品質を期待しているでしょうから、社員の教育に時間を割いてそれらがおろそかになることは望んでいないと思います。

 

HR・広報

社内行事と同じです。採用のための写真撮影やインタビュー、 記事の執筆には対応する必要がありません。 


契約形態の違い

そもそも取引先は、仕事の指揮・命令をフリーランスの方に行うことができません。

これは基本契約・個別契約ではなく準委任契約に触れる問題で、顧客がそういった行為を行えば、準委任契約ではなく雇用契約とみなされます。

作業を依頼されても、それを受けるか選択する自由がフリーランス側にはあります。

 

例えば、徹夜や24時間勤務・土日作業、電話・メールやチャットの24時間対応。

このような強制や命令は、断っても構いません。

 

フリーランスになったら、顧客から深夜や土日に連絡があってもすぐに対応すべきだという意見もあり、確かにそういう心構えはしておいた方が良いでしょう。

 

しかし、自分の生命や心身の健康を失うことになりそうであれば、拒否した方が良いです。

その結果、契約を終了・解除されたとしても、死んだり病気で働けなくなるよりはまだマシです。

 

また、断らなければなんでも引き受けてくれる都合のよい人として扱われるでしょうし、このようなことをすれば取引先は偽装準委任の嫌疑がかけられるので、いつか問題になると思います。

 

引き受けることもできますが、その場合は、自分にメリットがあるかよくよく考えた上で、対応した方が良いでしょう。

 

ちなみに私の経験上、契約上できないことを断っている方の方が、短期で契約終了を希望せず、結果として契約期間が長くなります。

ストレスが少ないためだと思いますが、お互いメリットがあるので、良好な関係を築いているように見えました。


契約に関する知識の有無

これも私の経験上の話となりますが、契約の違いについて理解している方はごく僅かでした。

 

上場企業の役員ですら、CTO や VPoE ですら、わからない方はいます。

そして、経営者や管理職がそういったことに疎ければ、社員もよく理解していません。

中小企業・零細企業に関しては、言わずもがな。

コンプライアンス研修を行なっている企業でも、その内容はセキュリティに関するもので、契約の内容に触れているものはなかなか見かけません。 

 

ただ、理解している方もいて、その方達と仕事をしている時は、部下の社員が法に触れるようなことをすれば、些細なことでも止めに来ました。



まとめ

私は、社員の個人事業主化に関しては、肯定的に受け止めています。

しかし、それがどこでもできるとは思いません。

少なくとも、契約や作業の内容でトラブルにならないよう、発注先との契約に関する教育は必要と考えます。

 

それができない企業であれば、社員の個人事業主化はしない方が良いでしょうし、提案される側も安易に乗らない方が良いのではないかと思います。 

大手がそのような制度を導入したからといって、安易に導入できるわけではありません。

 

なお、依頼の可否に関しては概ね合っていると思いますが、基本・個別契約の内容や法改正で変わることもありますから、気になる方はご自身で確認してください。

 

余談

このような準委任契約の制約を回避するために、フリーランスのエンジニアへ契約社員としての契約を依頼したり、業務委託契約雇用契約の両方を依頼する企業が存在します。

 

こうした行為が不正かどうか分かりませんが、自分にもメリットがあるのか、よくよく考えた方が良いと思います。

 

自宅開発で役に立つもの

今回は、エンジニアが請負開発や個人サービスを開発する時に役に立つ製品を紹介します。

 

とはいえ、テレワークの影響で既に同じような記事が数多く掲載されています。

地味に役立つものを優先しようと思います。



 Apple Watch

 

自宅で作業するときはスマートフォンを少し離れたところに置くようにしています。

仕事の役に立つアプリもあるのですが、スマートフォンが近くにあると作業に集中できないためです。

何かのタイミングでスマートフォンを手に取ると、 別のアプリに気を取られ、集中力が削がれます。

 

ただ、電話やメッセージの確認、天気の確認などでスマートフォンを使うこともあり、完全に離れたところに置いたままというわけにも行きません。

 

それらの問題は、Apple Watch で解決できました。

 

もともと Apple Watch は運動用に購入したものなのですが、今ではスマートフォンを触らないために、1日のほとんどの時間、装着しています。

着信・通知はもちろん、天気やタイマーなど、必要な機能はすべてそろっているので、助かっています。

 

 

ヘッドセット

自宅で作業をする時に音声入力を使っています。

 

ヘッドセットはいろいろと持っているのですが、口元にマイクを配置できるタイプが役に立っています。

それ以上の品質なものとなると、単一指向性マイク必要と考えますが、今のところこれで十分足りています。

 

音声入力を使い始めた理由は、長時間キーボードを使用していると、手首や上腕部分に疲れを感じるようになったためです。 

最初は原因がわからず悩みました。

 

キーボードを変えることは今も試行錯誤していますが、家にあったヘッドセットを使って音声入力を試したところ、十分な結果が得られたため、今は日本語入力に関してはヘッドセットを使用しています。

 

音声入力に関しては Mac の機能も利用することもありますが、 Google ドキュメントが一番性能が良いと思います。 Mac の場合は command + shift + S が音声入力のショートカットです。

 

単一指向性マイクに関しては購入を検討していますが、今のところ、この組み合わせで満足しています。

 

 

ノートパソコンスタンド

 

ノートパソコンのスタンドは以前から使用していたのですが、高さが調整できるものに変更しました。

 

マルチディスプレイ環境のため、排熱のため、なにより、埃対策のため、極力購入した方使用した方が良いと思います。

衣類の多い環境で長い間机の上にノートパソコンを置いていると、埃を吸い込んでしまい、吸気口が塞がれてしまうことがあります。

価格もそれほど高くはないのでおすすめです。

 

注意事項としては、高さが調整できるものや折りたたんでコンパクトにできる商品は揺れやすいので、ノートパソコンのキーボードは使いづらくなります。ノートパソコンのキーボードを使いたい場合は、一体成型のスタンドを使った方が良いです。



以上、地味ではありますが役に立ちそうなものをあげてみました。

 

他には、ワークチェア、大型ディスプレイ、ポータブルディスプレイ、キーボード、トラックパッドなども役に立っていますが、別の機会に紹介したいと思います。  

 

請負開発やサービス開発をする場合の作業環境

今回は、フリーランスのエンジニアが請負開発やサービス開発する場合の作業環境の話です。


これまで長期にわたり作業場所を変えてきたのですが、自分なりの知見を整理してお伝えしたいと思います。

 

なお前提として、作業場所の候補は、コワーキングスペース、シェアオフィス、自宅(単身・二人世帯)を取り上げます。
カフェや仕事用のマンション等は外します。

 


最初に、コワーキングスペースについて。

 

コワーキングスペースのメリットは、数千円から2万程度で、仕事ができる環境が得られるところです。
場所にもよりますが、電話・私語禁止であれば、静かに仕事ができます。
また、ロッカーが借りれる場所であれば、キーボードやマウス、ポータブルディスプレイなどを預けたままにすることもできます。
会員の交流が活発なスペースであれば、コミュニティーに参加して、そこで仕事を紹介してもらえる可能性もあります。

 

デメリットは、開発に使える機器を常設しづらいということです。
ロッカーがないスペースもありますし、ディスプレイを貸出しているスペースは限られます。
また電話・私語禁止でないスペースは、人の話し声が気になることもあります。

 


次にシェアオフィスについて。

 

シェアオフィスは、基本的に固定席で、それらがパーティションで区切られているタイプと個室タイプがあります。

 

メリットは、コワーキングスペースと異なり、自分が必要とする機器を置いたままにすることができる点です。
他の人の視線なども感じることはありません。

 

デメリットは、賃料や初期費用が高いこと。

ただ、経験上、一番困ったことは、同じオフィスに入居している方の会話です。
電話が可能であったり、会議室を併設しているタイプのオフィスの場合、話し声が大きいです。
人目を気にしなくても良いせいか、コワーキングスペースより程度が酷く、当時はノイズキャンセリングイヤホンでも解決できませんでした。

また、見落としがちになりますが、温度・湿度のコントロールが難しいです。
パーティションタイプでは、エアコンの近くに冷気・暖気が溜まりやすく、窓側はその逆、といった感じです。
完全個室タイプのオフィスでも、エアコンを複数の部屋で共有するため、エアコンの設定を変更しづらいという問題があります。
窓側の個室は、景観はよいのですが、エアコンを強めに設定する必要があります。

 


最後に自宅について。

 

自宅の場合、開発用の機器や家具を自由に設置できます。
ノートパソコンや電源アダプターなども持ち歩く必要はありません。
温度・湿度も自分の好みに合わせてエアコンを調節することができます。

 

ただ、独身・単身世帯ではなく、家族や同居人がいる場合、その方たちの協力なしには、集中することが難しいです。
また仕事場所と生活空間が近いと、家具・家電・生活用品が目につき集中が削がれます。
オン・オフの切り替えが難しいですし、体を動かす機会も減ります。

 


いろいろと試してきましたが、私の場合は、最終的には自宅が一番作業しやすいという結論にいたりました。

 

重要なのは、間取りでした。
自宅で作業する場合、リビングや寝室から離れた部屋を書斎にすると、集中しやすい環境を作ることができます。
トイレに行く程度であれば、リビングを通ったり、家族と顔を合わせることはありません。
そうすることにより、先述の問題の多くが解決しました。

 

例を挙げると、2DK の場合はリンク先の「スタンダード」以外が該当します。

https://sumaity.com/press/166/ 

 

運動不足対策としては、ルームランナーを設置しました。
ルームランナーといっても、実際の用途はウォーキングのみ。
家庭用の小さなもの(面積は1畳程度)を買いました。
本格的なものだと、価格は100,000円以上、重さは30キロ以上ありますが、それで十分でした。
歩きながら英語のリスニングやオーディオブックを聞けるので、今のところ重宝しています。

 


実は、新型コロナウィルスの感染拡大後もコワーキングスペースやシェアオフィスの契約を続けているのですが、感染防止のため行かなくなりました。
作業をする上で問題はないのですが、それらは私にとって、コミュニティーに所属するための重要な手段となっています。

 


私の場合、このような結論になりましたが、家族が多い方、特にお子さんがいらっしゃる方には参考にならないかもしれません。


また、コワーキングスペースやシェアオフィスの利用を検討されている方は、費用や立地はもちろんですが、入居者の特徴や空調設備なども確認しておいた方が良いと思います。

 


次は、既に多くのメディアで取り上げられていますが、自宅で作業効率を挙げるための機器・ツールなどについて、記事を書きたいと思います。

フリーランスのエンジニアに向いている人・向いていない人

今回は、タイトルどおり、フリーランスのエンジニアに向いている人・向いていない人ついて、考察してみました。
具体的なデータではなく、個人の経験・主観に基づいた内容であることにご注意ください。


さて、フリーランスのエンジニアとして働いている理由は人それぞれですね。
どんなタイプの方がいるか、例を挙げると・・・

  • 技術志向が強い方
  • お金を稼ぎたい方
  • 個人で製品・サービスを開発したい方
  • 家庭の事情や病気などで会社員としての長期勤続が難しい方

などなど。
挙げたらきりがないので、このくらいに留めておきます。


この中で一番フリーランスに向いていないのは、技術志向が高い方ではないかと思います。
少なくとも私の経験では、独立後、早い段階で廃業し会社員に戻るのは、技術志向が高い方達でした。


なぜ早期に廃業するのか?
直接訊いたわけではありませんが、何点か理由に心あたりはあります。


まず最初に、事前に抱いていたイメージと実態が大きく異なるため。
技術志向が高い方の場合、自分で仕事を取ってくるよりも楽なので、エージェントを利用した準委任契約・客先常駐型の方が多いと思います。
エージェントを利用すれば、興味がある技術を使えるプロジェクトを探すこともできます。
ただ、基本的にはそれは実質、 SES 契約に近いです。
労働環境がよいかと言われると、それほど良くはありません。
スキルの高い方と切磋琢磨できるような環境でもなければ、クライアントの正社員の方とのやり取りで苦労することも増えます。
セキュリティ上の理由から制約も強く、得られる情報が少なく、できないことは多くなります。
最近は聞きませんが、狭い席でノートパソコン1台で作業することもあります。
契約終了直前に、がっかりしたような話を聞くことが幾度となくありました。

 

次に、年収や待遇の面で、正社員の方にメリットを感じるため。
スキルが高い方であれば、正社員であったとしても業界平均よりも高い年収がもらえると思います。
一方で、フリーランスのエンジニアの平均年収は意外と低く、700〜850万くらいです。
会社員の時より 1.5 倍は稼げなければならないと言われますが、準委任契約・客先常駐型の場合それが可能なのは 30 代前半くらいまでのようです。
1年間ずっと準委任契約・客先常駐型で働き続ければ、1,000万を超えることも難しくはありませんが、営業活動で1・2ヶ月費やしてしまうと年収は下がります。
また、最近では正社員に高い自由度を与える会社も増えてきました。
正社員の副業を認める会社は増えつつありますし、コロナ禍以前からリモートワーク可・コアタイムなし、という会社はありました。
年齢にもよりますが、両者の差は狭まりつつあるように思えます。

se-hack.com

 

最後に、面倒な作業が増えるため。
面倒な作業といっても個人事業主の場合は、せいぜい確定申告ぐらいですが、それすら忌避する方はいます。
そんな時間があるのであれば、新しい技術の習得や情報発信に力を注ぎたい、と考えているのではないでしょうか。
プログラマーは面倒くさがりという通説がありますが、正にそのパターンですね。

 


逆に、フリーランスに向いているのは、お金に貪欲な方だと思います。
会社に所属したまま個人事業主として独立したり、プロジェクトの途中からエージェントを介さず直接顧客と契約したり、といった感じで、ちゃっかりしていて抜け目がないです。
準委任契約・客先常駐型で働いていても、数年でより稼げる業態にシフトしていきます。

 


ちなみに、技術志向が強い方でも、大企業と長期に渡り契約を更新し、長くフリーランスとして活躍し続ける方もいます。
技術志向が強い方で、何らかの理由でフリーランスを続けたい方には、個人的に大企業がオススメです。
また、30代・40代くらいであれば正社員への転職も可能ですから、技術以外の目的・目標を達成できたら、転職を検討してみるのもありだと思います。

 


以上、経験ベースの主観ではありますが、フリーランスのエンジニアへの向き・不向きについて考察してみました。
実際には、フリーランスとして働く理由は 1 つではないと思うので、迷われている方は自分の優先順位についてよく考えてみてください。